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| 浦上 雅男(うらかみ まさお)さん 本名/同じ 1954年(昭和29年)、神戸市生まれ。 昭和初期、父が創業のオーダーメイドシャツ「ウラカミ」を引き継ぐ二代目。 高卒後、伊東被服研究所、中西省吾スタイル画教室、神戸ファション造形大学などで服飾に関する勉学に励みながら手造り修行。 採寸から仕上げまで一貫した手造り工程とネクタイなどの付属を含まない「オリジナルシャツ工房」として21歳で独立。 以後、アパレル業界の事象に惑わされることなく、シャツ職人として「自信作の追求」と「新しき創作」を課題とし日々精進する。 |
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○二代目ということですが、そのあたりのいきさつから…
●実は五人兄弟の末っ子なんですよ。跡継ぎとして一番具合がよかったのかな… ○はぁ? ●洋裁に限らずデザインや絵画が好きだったので…。 ○抵抗なく教えられると? ●ええ。創作するのが好きなので、兄弟の中では一番教えやすかったのでしょう。15歳から本格修行です。 ○15歳から。 ●跡継ぎ路線ですね。高校は夜学です。以後修行しながら洋裁学校やスタイル画教室、ファッション大学で周辺知識を勉強しました。 ○へぇ、なんでもかんでもの私とは正反対です。 ●自分でも職人肌だと思います。 |
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○オーダーシャツについてですが…
●随分減りましたよ。やってるところ。下請けでなく採寸から仕上げまで全部するのはほんと少なくなりましたね。 ○既製品も安価で種類も多くなりましたから… ●使い捨てでいいなら…。自分のシャツではないですもん。 ○手造りシャツって贅沢な感じがしますよね。 ●う~ん。贅沢というより…。「物へのこだわり」って感じの方があってますね。 ○あっ。結局、着心地よく、長持ちもするという。 ●そうそう。そうです。こだわって選べば結局は安くつくと思います。 ○ちょっと道具を見せていただけますか? ●あ、どうぞ、どうぞ。(ト、裁断室へ移動)これが包丁。 ○包丁ですか。はさみじゃなく? ●はさみでは切り口に微妙な高低差がつきます。裁断はこの包丁。(ト、試しに切って見せてくれました) ○わっ、シャープ!。スゴイ。 ●ね。これだから、道具へのこだわり愛着もわきます。 ○すごい年期物ですね。 ●これがアイロン。 ○うわ。重たそう…。 ●熱というより、重さでシワをのばすのですよ。裏面ほら。 ○つるっつるですね。スベスベしたくなります。 ●しましょうか。お顔。(言ってないです) |
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ト、ここで◎お母様がお茶を入れて下さる。
◎この人はねぇ。毎日滝行をしているんですよ。 ○何ともそれは。はぁ。 ◎本人は当然のようにしてしまうんですね。 ○何だか職人魂がそこにあるような気がします…。 ○じゃ、最後に今後の夢みたいなものをお聞きします。 |
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「オリジナルシャツ工房・ウラカミ」…
多数のメディアで紹介され、著名人のひいきも持つこだわりのオーダーシャツ店。その仕事は十分に完成純度が高いと思うのですが、それでも「納得できるもの」とおっしゃる。気負いなく、たんたんとした語り口と悟ったようなたたづまいの背景は、毎日の「滝行」からくるものなのかな。職人の静かな心意気。うん。確かに感じたような。 インタビュー 2008年2月15日(金) 上筒井、ウラカミシャツ工房にて |


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こともなげに円を切る…
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浦上雅男さん
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年季の入ったアイロン
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職人の「命」3種の名刀
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店内に並ぶ見本の数々
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ショーウィンドウにはシャツとともに自作の絵画、造形なども…
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